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【大切にしたい相棒】ビンテージギターのお手入れ方法|買取業者も実践する長く愛用するための秘訣

  • 執筆者の写真: r t
    r t
  • 4月13日
  • 読了時間: 5分



皆さん、こんにちは!福岡の遺品整理・ビンテージ品買取専門、【遺品お買取センター】です。


今回は、私たちが日頃大切に扱っているビンテージギターのお手入れ方法についてご紹介します。長年愛されてきたビンテージギターは、その風格と唯一無二のサウンドが魅力ですが、デリケートな一面も持ち合わせています。適切なお手入れをすることで、その美しい状態と価値を長く保つことができるのです。


今回は、ご自身でできる日常的なお手入れから、保管方法の注意点まで、買取のプロである私たちも実践している方法を分かりやすく解説いたします。大切なビンテージギターを末永く愛用するために、ぜひ参考にしてください。


なぜビンテージギターのお手入れが重要なのか?


ビンテージギターは、現行のギターとは異なる木材や塗装が使用されていることが多く、経年変化による乾燥や汚れの影響を受けやすいです。放置してしまうと、以下のような問題に繋がる可能性があります。


音質の劣化: 木材の乾燥や汚れが共鳴を妨げ、本来のサウンドを損なうことがあります。

演奏性の低下: 指板の汚れやネックの反りは、演奏のしやすさに影響を与えます。

外観の悪化: 汚れや傷は、ギターの美しさを損ない、価値を下げる原因にもなります。

修理費用の増大: 放置された状態が悪化すると、大規模な修理が必要になることがあります。

日常的なお手入れ:演奏後に行いたいこと


演奏後、少しの手間をかけるだけで、ギターの状態を格段に良く保つことができます。


ボディの拭き取り: 柔らかいクロス(マイクロファイバークロス推奨)で、ボディ全体を優しく拭き、指紋や汗、ホコリを取り除きます。特にブリッジ周りやピックガードは汚れやすいので丁寧に拭きましょう。

ネックの拭き取り: ネック裏も同様に、汗や手の油分を拭き取ります。

弦の拭き取り: 弦の表面についた汗や皮脂は、サビの原因になります。弦専用のクリーナーやクロスで丁寧に拭きましょう。

指板の簡単な清掃: 軽いホコリであれば、乾いたクロスで拭き取ります。

定期的なお手入れ:月に一度、または気になる時に


月に一度程度、または汚れが気になったら、少し丁寧なお手入れを行いましょう。


ボディのクリーニング:

ラッカー塗装の場合: 専用のポリッシュを使用し、柔らかいクロスで優しく磨きます。研磨剤の入っていないものを選びましょう。

ポリウレタン塗装の場合: 基本的には乾拭きで十分ですが、ひどい汚れには水で薄めた中性洗剤を固く絞ったクロスで拭き、その後乾拭きします。

注意点: ポリッシュを直接ギターに吹き付けず、必ずクロスにつけてから使用してください。

指板のクリーニングと保湿:

ローズウッド・エボニー指板: 汚れがひどい場合は、専用の指板クリーナーを使用します。その後、指板オイル(レモンオイルなど)を少量塗布し、余分なオイルを拭き取ります。これにより、指板の乾燥を防ぎ、ひび割れのリスクを軽減できます。メイプル指板など、塗装されている指板にはオイルは使用しないでください。

注意点: オイルの塗りすぎは木材を傷める原因になりますので、少量ずつ塗布しましょう。

金属パーツのクリーニング: ブリッジやペグなどの金属パーツは、サビやくすみが出やすい部分です。金属パーツ専用のクリーナーや、目の細かい研磨剤の入ったクロスで磨くと、輝きを取り戻せます。

弦の交換: 弦は定期的に交換することで、音質を維持し、ネックへの負担を軽減します。一般的には、1〜3ヶ月に一度が目安ですが、演奏頻度によって調整してください。

保管方法の注意点:ギターを長持ちさせるために


保管方法も、ギターの状態を大きく左右する重要な要素です。


温度と湿度の管理: 急激な温度変化や湿度の変化は、木材の収縮や変形の原因になります。

理想的な温度: 20〜25℃程度

理想的な湿度: 40〜60%程度

対策:

直射日光の当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所は避ける。

加湿器や除湿剤を利用して、湿度を一定に保つ。

温度計・湿度計を設置し、常にチェックする。

ケースでの保管: 演奏しないときは、必ずギターケースに保管しましょう。ハードケースがより सुरक्षा(安全)ですが、ソフトケースでもホコリや衝撃から守ることができます。

ネックへの負担軽減: 長期間保管する場合は、弦を少し緩めておくと、ネックへの負担を軽減できます。

壁掛けの注意点: 壁掛けにする場合は、温度や湿度の変化が少ない場所を選び、落下しないようにしっかりと固定されているか確認しましょう。

もしもの時の対処法:プロに相談を


以下のような場合は、無理にご自身で対処せず、専門の修理業者や私たちのような買取業者にご相談ください。


ネックの反りやねじれが大きい場合

フレットの浮きやバリがある場合

電気系統のトラブル

塗装の剥がれやひび割れがひどい場合


最後に:ビンテージギターとの素晴らしい時間のために


ビンテージギターは、単なる楽器ではなく、歴史とオーナーの想いが詰まった特別な存在です。適切なお手入れをすることで、その価値を守り、末永く素晴らしい音楽を奏でることができます。


アンティーク・ビンテージ買取専門店「遺品お買取センター」では、ギターをはじめ、さまざまなお品物を高価買取しています。遺品の価値をすぐに調べたいなど様々なご相談に迅速に対応させていただきます。ぜひ当店にご相談ください。


 
 
 

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